
インプラント治療は外科手術を伴います、さらに入れ歯などの治療法に比べると費用も多くかかってしまいます。しかし、インプラントを長期安定することができれば、入れ歯の違和感や噛みにくさ、口臭から解放してくれる素晴らしい治療法です。
石川歯科医院では、「お身体」「精神的」「ご費用」すべてにおいてご負担を軽くできるような信頼性の高い治療法を行っております。
今回は、インプラント治療のメリット・デメリットを含めた正しい情報と、下記で説明している信頼性が高く長持ちするインプラントの利点・術式などを症例写真などを使用しながら、わかり易く解説いたします。
近年、歯を失った人々に、インプラント治療が多く施術されています。その成功率は98〜99%とうたわれ、もはや歯科医療に欠かせない、安定性のある治療法とうたわれています。しかし、そのうちの40%にインプラントを支えている骨の喪失や歯肉の出血、腫れ等のインプラントが炎症を伴っていると報告されています。
インプラント手術後、初期段階で歯肉に炎症が起こり、そして骨の吸収が始まってしまうと、最終的にインプラントが脱落してしまう場合があり、インプラントを長期安定させることが難しくなってしまいます。
インプラントを支える骨がしっかりしていれば、どんなインプラント治療を行っても自分の歯のように長期間安定して使用することができるまで、治療法は確立されてきています。
しかし、治療を受ける方のお口の中の状態は千差万別です。特に日本人の歯を支える骨は、外国人に比べると細い方が多く従来のインプラント治療では、歯肉の炎症等で長期安定性を保つのが難しい場合があります。
当院では「モーステーパージョイントで骨縁下埋入」という信頼性が高く長期安定できる治療法をいち早く取り入れ、これまでの患者様の良好な経過をふまえ、自信を持ってインプラント治療を行っております。
ネジで上から押さえているだけなので、適合部に微小の隙間があり、そこに力が加わると微小な揺れが発生します。
骨が垂直にしか位置できないので骨とインプラントの構造的な結合が弱いです。
一般的な術法として、インプラントの最上部と骨頂の高さを合わせて埋入する方法が行われてきました。
インプラントに骨の接する面が垂直方向だけなので構造的に弱く、さらに接合部が微小な揺れが発生するので、骨吸収する可能性があります。
さらに、歯の清掃が不完全でプラーク(歯垢)の要因も伴うと、炎症が加速し最終的にインプラントが取れてしまう可能性があります。
内面の傾斜部分にアバットメントが押さえつけれれているため力が加わっても微小な揺れが発生しません。
骨縁下に埋入すれば、インプラントの上に骨が乗って定着するため、構造的に強固になり長期安定します。
骨頂の2~3㎜にインプラントを埋入することでモーステーパージョイントの骨が乗る形を活かすことができます。また、血流が多い骨の近くは、組織が強くなるため、プラーク(歯垢)からの歯肉の炎症を防ぐことができます。
お口の中の環境をより良くする方法はインプラントも含め何通りもあります。当院では、最善の治療計画を納得してから選択して頂けるようにメリット、デメリットを含む様々な情報を提供しております。さらに、ご理解を深めて頂くためにイラスト・写真でわかり易く説明した冊子を制作して、無料配布しております。
インプラントの専門医がインプラント治療のメリット・デメリットを含めた正しい情報と、信頼性が高く長持ちするインプラントの利点・術式などを症例写真などを使用しながら、わかり易く解説いたします。
会場のご説明
講師紹介
医療法人社団 修順会 石川歯科医院 副院長 歯科医師 石川高行
東北大学歯学部卒
東京医科歯科大学 顎顔面外科学講座大学院卒
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎関節咬合学講座 非常勤講師
ケンテック社 アルファタイトインプラント 公認インストラクター ケンテック社顧問】
著作誌
著作論文掲載情報
医療法人社団 修順会 石川歯科医院 歯科医師 山森 翔太
東京医科歯科大学歯学部卒
東京医科歯科大学歯学部附属病院後期研修修了
ケンテック社アルファタイトインプラント公認インストラクター